羽毛布団の点検商法をご存知でしょうか。セールスの一種なのですが、有名メーカーや団体名を名乗り、消費者を信用させる為に言葉巧みに操って、点検を装う手口で高額商品を売りつけることです。羽毛布団の場合、はじめは「ただですから」と言って点検を行い、「ダニが発生している」、「カビが発生している」などと騙しては新品を売りつけたり、クリーニングを強要しようとします。
消費者は自分の使用している布団にダニが発生している、と指摘されるとうろたえてしまうのも当然ですが、ダニは羽毛布団には発生しません。羽毛は湿気を含まないので、ダニもカビも基本的にも無縁でいられます。側生地にダニやカビが発生する可能性はゼロではありませんが、その場合見ただけで分かる状態になっていますし、問題はクリーニングに出すことで解決します。
また、下取りキャンペーンや丸洗いキャンペーンと称して近づいてくることもありますが、何十年も前に購入した羽毛布団に関して、メーカーがアフターサービスするとは考えられません。購入した店舗から丸洗いサービスの話を持ちかけられるなら可能性はありますが、全く無関係の会社の場合、100%点検商法だと判断して間違いありません。
羽毛布団を洗濯する場合、「水洗い」とクリーニング屋さんに指定して依頼すればOKです。手口は他にも色々ありますが、電話や訪問によるしつこい勧誘の場合、基本的には相手にしないのが一番です。
ちゃんとしたメーカーなら、そのような行為を行うことはありえません。
もし布団を買ったお店が分かるなら、そのような点検を行っているのかどうかを確かめて、その回答に基づいて対処するのも手段として有でしょう。万が一契約を交わしてしまった場合には、最寄りの消費者センターに連絡し、相談にのって貰いましょう。