羽毛布団を選ぶ際、重視して欲しい判断基準を順に挙げると、「かさ高→ダウンの種類→ダウンの混合率」になります。羽毛布団を選ぶ際、ポイントになるのがダウンとスモールフェザーの混合率です。もちろんダウンの混合率が高い程品質が高くなりますので、95%を超える羽毛布団は最高級品として扱われます。
基本的に、ダウンが50%以上混合されていなければ羽毛布団だと認められません。羽毛布団の中には時々混合率100%の表示を見掛けることがありますが、それはほぼ不可能だと判断して問題ないでしょう。フェザーは多少なりとも混入してしまうものです。そうした表示の羽毛布団は外国の製品で時々見かけますから、要注意です。
品質の良いダウンをたくさん使用している布団は、実際につまんでみた時、芯を感じさせず、柔らかくふんわりとした感触を味わえる筈です。そして、ここで重要なポイントは、羽毛布団の材料である中身に関して、「混合率と製造プロセスが信頼に値するか」という見極めです。材料であるダウンは全部輸入品になります。
日本に輸入される時点で羽毛の種類とダウンの配合率が表示されることになりますが、その表示がすべて信頼できるとは限りません。更に、羽毛布団によっては、輸入した外国産に適正な処理を加えず、そのまま使っている製品も出回っています。それに、修理に関しても衛生的とは言えない環境で行われている恐れも伴います。
以上のように、同じ羽毛布団だとしても、「粗悪品」と「品質の良い製品」を見極めるポイントは、ダウンの混合率、そして日本での製造プロセスの記載がきちんとなされているかどうか、という点になります。羽毛の製造過程では、通常減量の羽毛を輸入し、製品化を日本で行います。
製品として羽毛布団を仕上げる際、原料に混合している砂や羽根など余分なものを除去するプロセスや、羽毛に付着している脂肪分を除去する衛生加工処理を施す作業を含みます。そうした工程を経て、高品質の羽毛に仕上がるというわけです。