羽毛布団はかさ高を選ぶ基準にする方も少なくありませんが、値段で選ぶ方も少なくなく、高額であればある程品質が高いと思い込みやすいものです。けれど、事実は異なり、かさ高の他に着目したいのは、値段よりも材料となる羽毛です。羽毛(ダウン)の種類は2種類、「グース」と呼ばれるガチョウの羽根、そして「ダック」と呼ばれるアヒルの羽根です。
控えめなにおいが特徴の「グース」は羽根が大きい為かさ高も大きくなります。一方においがきつい「ダック」は羽根も小さく、当然かさ高も小さくなります。以上の特徴から判断すると、ほとんどの方がグースを選択するのが普通です。
ただし、優れた特性を備えているだけに、グースを材料とした羽毛布団の値段も高額になり、製品によってはダックよりも1.5倍以上もの高値がつけられることも。ただし、グースのにおいは控えめな為、緩和の為の加工も難しくはありませんが、ダックの強烈なかおりが気になってしまう方は少なくありません。ダウンの特上品は「マザーグース」と呼ばれる羽根です。
反対に、「マザーダック」と呼ばれる羽根は品質が良くありませんので、要注意です。羽毛布団を選ぶ際、次に気になるのはダウン率ではないでしょうか。例えばドイツの羽毛布団では、100%のダウン率を表示する製品がたくさんありますが、100%という数字はほぼ不可能ですから気をつけましょう。
日本の羽毛布団は、非常に厳しい基準下で作られていますから、どんなにキレイにした場合でも、ダウン率は95%から93%程度になり、残りはフェザーとなります。羽毛布団はダウン使用率が50%を越えないと認められませんが、フェザー率が高い布団は、実際寝返りをうった際にもカサカサと音がしますし、掛け心地も特に良いわけではありませんので、なるべくダウン率が高い羽毛布団を選択するようにしましょう。