羽毛布団は丸洗いすれば再生すると誤解してませんか?何回も丸洗いを勧めていますが、再生という観点からご説明すれば、丸洗いだけで羽毛布団が再生することはありません。使い始めて3年に1度ぐらいのタイミングで行う丸洗いなら、もちろん羽毛はかなり再生させることが可能です。ただし、その後5年6年と使用を続けた布団は、摩擦により羽毛のダウンボールにダメージが与えられていますし、丸洗いだけでそうした痛みを回復させるのは不可能です。
側生地に関しても、毎日使用を繰り返すことで、洗っただけでは除去できない汚れが沈着していきます。そこで有効になってくる対策が「リフォーム」になります。例えば、側生地に汚れが沈着して除去不可能になった場合、羽毛が内部から飛び出している状態、かさ高が減ってしまったような場合には、リフォームが有効で、リフォームすることでもっと長い年月その羽毛布団を使うことが可能になります。
リフォームのタイミングですが、目安として側生地の場合7年から10年といったところでしょうか。全体で見分けるポイントは、丸洗いしてもかさ高が回復しない、購入初期よりも重くなっている、暖かさがいまいち・・・といった不具合を感じるようになったら、リフォームするタイミングだと判断しましょう。こうした諸々の不具合を発生してしまうと、丸洗いだけで羽毛布団を再生することは難しくなります。
あなたが現在使用している羽毛布団が、もし10年から15年ぐらい前に購入したもので、それなりに値段が張ったものだとしたら、なおさらリフォームすることで更に何年間も愛用時期を延長することができます。長い年月使用し続けた布団には愛着も沸きますから、是非リフォームで再生してあげて下さい。
新しい羽毛布団を購入するより、リフォームの方が安く済むのは確かですから、浮いた分家計も節約できますよね。リフォームさえすれば、羽毛布団は長期間愛用することが可能なのです。