人間の一生のうち、睡眠時間は大体3分の1も占めると言われます。つまり、健康を維持するには、質の良い睡眠を心がける必要があります。そうなると、より寝心地の良さを求めて布団を選ぶのも納得ですよね。軽くて暖かい羽毛布団は、適度な柔らかさと重さで心地よく眠りに誘ってくれます。その心地よさを保つ為、羽毛布団にはお手入れが必要だと言われても納得できると思います。
それでは、羽毛布団にお手入れが欠かせないのはどんな理由からでしょうか。まず第一に人間が就寝中にかく「汗」が理由の1つです。眠っている人間はコップ一杯分(200cc)もの汗をかくと言われます。カバーの交換を頻繁に行っても、汗や汚れは側生地をじわじわ浸透し、内部の羽毛にまで浸食を始めていきます。
そうなってしまうとそうした汗や汚れを羽毛が吸収してしまうので、かさ高が減る事態に陥ってしまいます。汗や汚れに布団がダメにされる前に、布団を1度丸洗いしてみましょう。丸洗いはおよそ3年に1回程度の割合でOKで、1度洗えば衛生的にも清潔ですし、羽毛を長く持たせる効果も得られます。値の張る良質の羽毛布団を買えば、お手入れ次第で一生ものの寝具になります。
以上のことを踏まえると、羽毛布団にはお手入れがいかに必要か、お分かりいただけるのではないでしょうか。ヨーロッパは眠りの先進国なので、布団もインテリアの一部として扱われています。カバーをチョイスする際にも家具や部屋とマッチしているか吟味され、長期間使った摩擦により羽毛自体にヨレが生じれば、再び使えるようリフォームに出します。
羽毛布団は魅せるインテリアとしても、お手入れを必要とするのです。私たち日本人も是非、そのような精神を見習い、長期間お手入れを欠かさずに愛用を続けたいものです。