「かさ高」は羽毛布団のフワフワ感のヒミツです。羽毛布団の厚みや中身のダウンの量をかさ高だと誤解される方も少なくありませんが、実は中身や量がかさ高ではないのです。通常羽毛布団に詰められる羽毛の量は1.3キロから1.4キロ程度と、どの布団でも量にそうたいした違いはなく、かさ高とは関係ありません。
羽毛布団独特のフワフワとした柔らかさを出すのは肝心の羽毛ですが、羽毛の形はちょうど手を広げたような形と似ていますよね。カッパの手になぞらえてみると、空気を抱え込む部分が水かきの部分にあたりますから、ここに長さを広がりが充分にあれば、羽毛として優れているというわけです。優れた羽毛は保温性も高く、通気性にも優れた布団に仕上がります。
もし羽根が短すぎたり少なければ、空気を充分に抱え込むことができませんから、せっかくの羽毛の特性をあまり発揮することができません。では、実際に羽毛の良し悪しを見分ける方法をご紹介しましょう。寝具売り場を訪れた際、筒に羽毛が入れられていますよね。その羽毛をチェックするのも1つの方法です。
羽毛が筒の中いっぱいにフンワリと広がっていれば、その羽毛布団はかさ高の布団ということになりますが、この判断を専門的に行うには、特別な方法で測定した物の数値をとってデータ化します。まず、羽毛を30g用意し、静かに円柱の中に落としましょう。次に重さをかける為、円盤を静かに上から落とします。
円盤を吊り下げている糸がたわみ始めて2分後、円盤がどのぐらいの高さを記録するか3回程測定を繰り返し、平均値を割り出しましょう。要するに、かさ高とは円盤の高さを表します。かさ高の高い羽毛布団の場合、羽毛を同じ量銅条件で測定した際、より空気を多く含み、より高いうちに円盤を停止させることが可能な羽毛を材料として使われている、ということなります。