どのようにお手入れしていいのか、という問題は、羽毛布団を扱う上で最も気になる点でしょう。第一に気になるのは干し方ですが、通常のお布団を干す際、朝のうちにベランダに干した布団を夕方取り込む、といった手順で行います。ただし羽毛布団と普通のお布団は干し方が異なりますので要注意です。羽毛布団を干すのに適した時間は午前10時から午後3時までの間で、日陰で乾燥した場所に干します。
できれば途中で裏表を返す作業が推奨されますから、片面実質1時間半から2時間ぐらいでしょうか。けれど、「布団を干せるのはベランダだけ・・・」といったスペースに関する悩みもよく聞きますよね。そのような状況なら、カバーを羽毛布団にかぶせ、風に飛ばされないようにして干すのがお勧めです。この場合、特に要注意なのが「布団は叩かない」ということなんです。
まず、直射日光を浴びせない為にカバーでかぶせれば、羽毛の劣化を緩和することができ、更に側生地の焼けも予防することができますので、長く持たせる効果が期待できます。特にシルクの側生地を使用している羽毛布団の場合、日光に長時間あてることで黄ばみが起こりますから、カバーは忘れないようにしましょう。
また、お手持ちの羽毛布団をできるだけ長く使用したいなら、真夏日に瓦屋根の上で干すのもNGです。この干し方ですと屋根瓦が熱くなり過ぎるので、羽毛が割れやすいなりますし、保温力が下がってしまう恐れがあります。
何かと面倒が多い・・・と羽毛布団の取り扱い方に不便さを感じる方もいらっしゃいますが、いつもは窓を開けた状態で風を通し、自然乾燥させるだけでOKです。実際には月に1回から1回程度干すだけで問題ありません。干す際に丁寧に扱えば、長持ちさせることができるでしょう。