ダックやグースなど、羽毛布団の材料になる水鳥の羽は2種類に分類されます。まずは「ダウン」と呼ばれる羽毛、そして羽根である「フェザー」です。綿毛と呼ばれることもある羽毛は、水鳥の胸元に生えている毛で、形はタンポポに似ています。そして羽根は軸が中心にある形をしていますが、「赤い羽根」の募金運動などで見掛ける機会も多いですよね。
羽毛布団と羽根布団がどう違うかと言うと、ただたんに羽毛と羽根という素材の違いだけではありません。羽根布団とは「フェザーが50%以上」の混合率で作られた布団、そして羽毛布団とは「ダウンが50%以上」の混同率で作られた布団のことです。要するに、同じ水鳥の羽を利用するにしても、どの部分から採取した羽根をどれぐらいの割合で使用したかによって、布団は別の名前で呼ばれるということです。
また、布団の品質やグレードは、羽毛布団か羽根布団かによっても異なります。よく間違えられるように確かに紛らわしくはありますが、羽毛布団はタンポポの綿毛のようなダウンで作られていますから、ボリュームも充分にあり、とても柔らかいのが特徴です。
一方、羽根布団はスモークフェザーと呼ばれる軸のついた小さなフェザーで作られる為、形こそダウンとそう大きな違いは見えないものの、軸がついている分ダウンよりも多少ボリューム感は乏しくなります。また、軸が折れてしまうと肌にチクチクとあたることがあります。
更に、余談ではありますが、更に細かい呼び分けをご紹介しましょう。夏掛けや薄掛けといった肌布団よりも生地が薄い布団をケットを呼びますが、羽毛でできた肌布団はダウンケット、羽根でつくられた肌布団のことをフェザーケットと呼び分けています。