羽毛布団の側生地の構造を詳しく見てみると、中身の羽毛が飛び出さないよう、繊維の編み目自体が小さくなるように加工が施されていることが分かります。その加工のおかげで、羽毛布団の中にダニが入り込む隙間ができないのです。しかも、ダウンプルーフ加工と呼ばれる織り目をプレスし、更に生地の目の密度を上げる特殊加工によって、ダニの成虫はもちろん、より小さな卵ですら通れない程隙間が埋められ、一層防ダニ効果を高めています。
このように、羽毛布団は構造上非常に衛生面に優れた寝具ですが、万が一不安な方は、防ダニの布団カバーなどを利用すれば、ダニが布団の表面に付着するのを予防することができますので、小さなお子さまと一緒に暮らしているご家庭や、ダニを含むハウスダストアレルギーの方でも何の心配もなく就寝することができます。
ペットと室内で暮らしているご家庭なら、家庭で洗えること、そして防ダニ効果が高いことは寝具を選ぶ上で重要な要素でしょう。化学繊維でできた布団より、羊毛や綿のように天然素材でできた布団の方がダニを予防しやすいそうです。羽毛は天然素材ですし、更に先述したように側生地の目が細かいので、ダニの棲息が難しい環境になっていて、安心して眠ることができます。
羽毛アレルギーを起こす方がごく稀にいらっしゃいますので、100%安全というわけにはいきませんが、アレルギー体質の方でも特にアレルゲンが羽毛でない限り、羽毛布団はオススメの寝具です。羽毛布団の側生地はダニが入る隙間もないほど目が細いのが特徴ですが、高密度だからと言って通気性に難があるわけではなく、保温性・吸湿性も併せ持つ点はかなり強いメリットでしょう。